プログラミングする前に、Makefileのテクニックを忘れないように書いておこう。私の会社ではソースのファイル名やオブジェクト名を直接Makefileに書く手法をとっている。この手法では作成者の意図どおりにmakeすることが可能な反面、ソースのファイル名や作成後のバイナリ名を変更したいときや、新しく開発する際に、Makefileの作成・編集が必要になってしまう。
私はこれが面倒なのでメンテフリーのMakefileを作成し流用している。その内容は、以下。
# Makefile
CC = /usr/bin/gcc
WINDRES = /usr/bin/windres
CFLAGS = -O2 -mwindows
LDLIBS = -lpthread
.SUFFIXES: .c .o .exe
.SUFFIXES: .rc .res
SRC = $(wildcard *.c)
RES = $(wildcard *.rc)
OBJS = $(SRC:%.c=%.o) $(RES:%.rc=%.o)
TARGET = $(shell basename ${PWD}).exe
all: ${SRC} ${RES} ${OBJS} $(TARGET)
.c.o:
$(CC) ${CFLAGS} -c $< -o $@
.rc.o:
$(WINDRES) -i $< $@
${TARGET}: ${OBJS}
$(CC) ${CFLAGS} ${OBJS} $(LDLIBS) -o ${TARGET}
clean:
rm -f *.o ${TARGET} *~ *.core core
上記内容をソースフォルダ配下のMakefileにコピペしてmakeとうつだけでフォルダ名のバイナリが作成できる。複数のフォルダを作成しソース管理している場合には使えないかもしれないが、簡易開発ならこのMakefileで十分だと思う。。。。
Robert Mecklenburg
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