Windows 10の標準で搭載されているスクリプト(JScript)でWindows10の操作を拡張し、もっと便利に使う。
スクリプト言語をJScriptにしたのは、とくにツール等を追加することなく使用できる点や、もともとjavascriptを趣味で書いたことがあり、言語仕様がある程度わかるため。
■『送る』メニューに『パスをコピー』を追加する。
マウス右クリックのメニューにマウスで選択したファイルやフォルダの絶対パスをクリップボードにコピーする機能を追加する。
まずは、スクリプト(パスをコピー.js)を適当なフォルダに作成。スクリプトの内容は以下。
var args = WScript.Arguments; var str="" for(var i=0;i<args.length;i++){ str+=args.Unnamed(i)+"\n"; } var clip = WScript.CreateObject('WScript.Shell').Exec('clip'); clip.StdIn.Write(str); clip.StdIn.Close();このスクリプトのショートカットを作成し、『shell:sento』フォルダに配置。
■クリップボードの内容をソートする。
エクセルとかのデータを一旦クリップボードにコピーしたあと、スクリプトを起動することで、クリップボード内でデータをソートする。
まずは、スクリプト(クリップボードをソート.js)を適当なフォルダに作成。スクリプトの内容は以下。
var clip = WScript.CreateObject("htmlfile").parentWindow.clipboardData; var str=clip.getData("text"); var tbl=str.split("\n"); tbl.sort(); var clip = WScript.CreateObject('WScript.Shell').Exec('clip'); clip.StdIn.Write(tbl.join("\n")); clip.StdIn.Close();
ソートしたいデータをクリップボードにコピー。
先ほど作成したスクリプト(クリップボードをソート.js)を「開く」またはダブルクリック。■クリップボードの内容をユニークソートする。
エクセルとかのデータを一旦クリップボードにコピーしたあと、スクリプトを起動することで、クリップボード内でデータをユニークソートする。
まずは、スクリプト(クリップボードをuniqソート.js)を適当なフォルダに作成。スクリプトの内容は以下。
var clip = WScript.CreateObject("htmlfile").parentWindow.clipboardData; var str=clip.getData("text"); var tbl=str.split("\n"); var utbl = new Array(); for(var i=0;i%lt;tbl.length;i++){ utbl[tbl[i]]=""; } var stbl=new Array(); for(key in utbl){ stbl.push(key); } stbl.sort(); var clip = WScript.CreateObject('WScript.Shell').Exec('clip'); clip.StdIn.Write(stbl.join("\n")); clip.StdIn.Close();
ユニークソートしたいデータをクリップボードにコピー。
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